ニートの憂鬱
携帯に着信があり、確認すると車のディーラーからだった。電話には出なかったが、もうすぐ車検があるからそのことについてだろう。
無職ニートだが、車がないと生活できない地域に居住し、購入して貰った車に乗っている。
車検でお金がかかるのと、今回はタイヤも購入しなければならない。
お金は全て家族にまかなって貰っている。
これで既に憂鬱。
今の車は乗りはじめて8、9年になる。ただでさえお金がかかるのに、車を買い替えなければいけない時期が近づいてきてると思うと、普通にしていられない。
自分の名義として車を持つのをやめればいいのだろうが、車がないと生活ができない。働くとすれば車が必要不可欠だ。
このままの状態でいれないことは、わかっているがどうしようもできない。家族が自分のことをどう思っているのかはわからないが、車を手放すこともできない。
ディーラーに行き、買い替えの話だったり仕事の話が出てくるかと思うと今から嫌で嫌でしょうがない。心がざわざわする。
更に今日は、自分のことではないが冬の話が出た。自分は関係なくとも未来の話が出ると、その頃の自分は何をしているのだろうと不安になる。
考えたくないことばかりで、心がずっとざわざわしている。こうなるともう生きているのが嫌になる。
短絡的だと言われそうだが、このような思考回路でなかったらニートにもクズ人間にもなっていない。