ニートと死
約1年前、本当に死のうと思って自殺方法を調べまくった。それまではなんとなく思ってた「死にたいな」という気持ちが人生で一番強くなった時だった。
一番年下の従兄弟の就職がきっかけだった。
今までだって妹や他の従兄弟達のことがあったけど、この時自分の中で心が折れた。
ニートであることが恥ずかしく、このままではダメだと思っていながらも行動できなかった。
この日まで焦りながらも普段は考えずに、どうせ死ねばいいんだしと思いながら生活してきた。
首吊り、飛び降り、OD、入水、凍死、練炭など色々あった。その中でもなるべくすぐに出来て、失敗率が少ないもの、そして死にたいと言いながらも痛い、苦しいのは嫌だったクズが辿り着いたのは首吊りだった。
結局、首が吊れそうな物が見つからなかったため実行はしなかった。そして、涙がずっと止まらなかった。私の様子がおかしいのに気づいた母に、もう就職は無理だから死のうと思ったと泣きながら全て話した。
そんなことを言ってないで就活すればいいじゃんとか、そんなことで死ぬの?とか色々思われそうだが、自分にはそれが重要なことで死ぬことを考えるのに十分な理由だった。
話を聞いた母に、死ぬのはやめてほしいと泣きながら言われた。
泣いている母を見て心が苦しくなり、ただ謝ることしかできなかった。
あの日から1年、私は生きている。
今現在までもどうやって死ぬか考えてきた。
ブログという気持ちを吐き出せる場所を得てからは少し落ち着いてきたが、それでも死にたいという気持ちは、あの日ほど大きくはないがまだ私の中にある。
あの時泣いたのは本当は生きたかったからかもしれない。でも死にたいという気持ちも本当だ。
結局、生きるのか死ぬのかまだわからないけれどいつかの日のために、母には悪いが少しずつ死ぬ準備を進めていこうと思っている。